代表あいさつ
代表取締役社長
望月 聖之
Satoshi Mochizuki
1969年12月11日 静岡県清水市(現・清水区)生まれ。日本大学生産工学部機械工学科卒業。
趣味のゴルフを嗜みながら、「真摯に一生懸命やること」をモットーとして仕事に取り組んできた。平成31年2月代表取締役社長に就任し、自らのため、社員のため、ひいては未来のために、多くの人から必要とされ、幸せをお届けする企業となることを目指す。
静清塗料は昭和26年に創業して以来、全社一丸となって、業界で信頼と実績を重ねてきました。このような歴史ある会社を率いるリーダーになるために、どんなマインドをもつべきか。自分自身に問い始めたのが、私の経営者としての出発点です。組織での活動を通して到達した結論は一生懸命に取り組むこと。一生懸命であれば、まわりから必要とされ、信頼を得ることができたからです。それはリーダーになるための近道であり、それによってさまざまな制約から自由になって、私の想いや信念を貫けることに気がつきました。
新社長となった今、私がしていきたいことは会社を次の時代につなぐこと、そしてこれからの時代を生き抜く会社にすることです。そのために、まずは社内体制の刷新に取り組んでいます。組織をきちんとした「端正」な佇まいにすることは、次の時代に会社をつなぐための下地作りのようなものです。これまで築き上げてきた会社の資産や個性を守りながら、一方で新しい社内体制を確立し、新しい視点で会社を育てていくことが私の使命です。
これからは変化の激しい時代になるといわれています。適応して生き抜くには、これまで以上に持続的な成長が必要になるはずです。だからこそ、弊社が皆さまや社会に必要とされてきた喜びをエネルギーに変えて、次なる「挑戦」をしていくこと。そして私自身も経営者として「挑戦」を続け、内なる成長をしていくこと。二つの挑戦を自らに課して成長していくことで、これまで皆さまに頂いてきた喜びを皆さまに還元できるような企業、経営者でありたいと思っています。
不確かなことが多く、激しい競争にさらされる時代に先手を打っていくのは簡単なことではありません。私自身が到達した一生懸命に取り組むという経営者としてのマインドを大切に、時代の変化を捉えた柔軟な舵取りを担っていきたいと考えています。
時には今まで作り上げてきたものを一旦壊す必要があるかもしれません。それでも一度壊すことで次の世代に遺る新しい何かが生まれることもあります。そして、これからの時代を生きる静清塗料がさらに多くの皆さまに必要とされるよう、「端正への挑戦」を掲げて前へ進んでいきたいと思っています。